GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.4
助手席側リアフェンダー上部の塗装が浮いている箇所を、カップブラシで剥離し状態をさぐります。
腐食による穴(画像の黄色丸)が開いているのを確認しました。
周辺部の状態も良くないので、再建する為にエアーソーで切断します。
ますは表面側のパネル切断が完了。
続いてドア内側のパネル(画像はありませんが三角形の部分)を切断します。
切断した箇所を鉄板で造形し、形状を合わせていきます。
鉄板の造形が完了したら溶接でボディと接合します。
溶接で盛り上がったビード(溶接痕)を、グラインダーで削り落としてやります。
前項の画像では見えない折り曲げ部分は、この様な施工となります。
Vol.2ではリア窓右下の施工をご紹介しましたが、同様に左下も雨水の排水不良で腐食が酷い状態です。
塗装を剥離し鉄板の状態を確認した結果、補修不可と判断しました。
腐食が進行している部分の鉄板を切り落とします。
下からでている黒い棒状の物は水抜き用のパイプとなります。
雨水等で錆が懸念される部分には、防錆液(画像の黄色矢印)を塗布し対策を行います。
切断した箇所を鉄板で造形し、形状を合わせていきます。
鉄板の造形が完了したら溶接でボディと接合します。
溶接で盛り上がったビード(溶接痕)を、グラインダーで削り落としてやります。
パネルの土台部分のみ(画像の黄色矢印)を仮固定します。
純正パネルの形状は僅かに湾曲しており、手曲げで微調整しながら形を同様に整えます。
土台パネルと表面パネルを溶接で接合します。