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セミレストア

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6


GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

Vol.5からの続きとなります。

防錆剤が乾燥したら次にサフェーサーを塗布してやります。

 

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

腐食で切り落としたパネルの再建です。ますは赤線で大まかに図面を引きます。

 

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

不要な部分をカットし凹凸をハンマーで造形して形を整えます。


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制作したパネルの裏側は溶接後に防錆処理ができないので、先に溶剤を塗布してやります。

 

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

位置決めの為にバイスプライヤーで固定し点付けで溶接を行います。

 

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下側の点付け溶接は次項でステップを重ねて溶接するので、グラインダーで研削し平坦にします。


GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

防錆塗装を実施し内壁は作業完了となります。

 

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

ステップの造形に着手します。

赤線で大まかに図面を引きます。

 

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強く打ち過ぎると手曲げした時に折れるので適度な力加減が必要です。


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いい感じに直角に曲げる事ができました。

 

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

2段目に着手します。

当箇所は曲線の開始部分ですが、他の曲げとの兼ね合いを見ながら造形していきます。

 

GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.6

3段目に着手します。

ボディーラインに直結する重要箇所なので、曲げは慎重に行います。


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曲げ加工が完成しました。当作業を文字で書くと単純なんですが、かなり大変な作業です。

 

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Vol.5で切り取ったステップの部分に一致するように形状を整えます。

 

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形状が一致したら裏側の防錆処理は溶接後に作業できないので、先に溶剤を塗布してやります。


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溶接後にグラインダーで研削し、平坦にすれば作業完了です。

 

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次は助手席ドア下前方のステップ補修作業です。

ここも腐食による穴(画像の黄色枠)が酷いので切り落とします。

 

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内壁を確認すると鉄板が妙な形で欠損?+錆の腐食が確認できました。


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フロアー底面からステップ部を確認すると… やはり… 過去の修復作業の痕跡があり、ビードがてんこ盛りで研削作業がされていません。

 

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過去の溶接作業は強度的に信用できないので、周辺を切り取り鋼材を溶接して再建します。

 

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助手席側前輪の後方に位置するパネル(画像の黄色枠)ですが、腐食してボロボロなので切り落とします。


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内壁のパネルは前輪からの水の巻き上げが侵入した思われますが、腐食が酷いです。

 

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錆が広範囲にわたって浸食しているので、腐食箇所を大き目に切り落としました。

 

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手や工具が入らない箇所は、サンドブラストで剥離作業を行います。


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作業者は砂まみれになる過酷な作業ですが、薄い錆は一掃され綺麗になりました。

 

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広範囲で切り落とした箇所に埋め込むパネルを制作します。

 

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密接度を上げる為に、可能な限り形状を調整します。


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そして下側に厚手の鋼材を追加して形状を調整します。

 

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各パネルを溶接でボディに接合し、余分なビードを研削すれば内壁は作業完了となります。

 

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作業箇所が変わりますが、助手席と後部座席の間にあるBピラー根元のご紹介になります。


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ボディ剛性を確保する重要な柱になりますが、腐食により強度不足が懸念されるので再建を行います。

 

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バッサリと広めに切り落としを行いました。

 

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いつものように鉄板に赤線で大まかに図面を引きます。


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まずは土台のベース部分を造形していきます。

 

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プレートの追加とカット作業で形状を変えていきます。前項の作業画像と違いを比較してみてください。

 

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溶接途中の画像になりますが、強度の確保が必要な箇所なので、念入りに施工を行います。

 

Vol.7に続く