P510ブルーバード セミレストア記録簿 Vol.4
今回は運転席側ステップ下部の施工からご紹介になります。ワイヤーブラシで塗膜を粗削りします。
オービタルサンダーで凹凸を研磨し、フラットに処理していきます。
面がある程度フラットになるまで削れたら完了です。
ステップ下部は雨による錆が発生しすい箇所なので、防錆塗装を施し対策します。
1層目は粗目のパテを盛り、十分に乾燥させます。
オービタルサンダーでパテを削り、大まかにフラットに仕上げます。
途中の写真を撮り忘れてしまいましたが、細目パテを盛り研磨後になります。
右側面の錆処理を終えたので、マスキングを施します。
Bピラーからサフェーサーの塗布を開始します。
まずは造形や研磨した箇所のみサフェーサーを塗布します。
この段階で段差が目視で見つかれば、再研磨を実施します。
右側面のサフェーサー塗布が完了しました。
次はルーフの施工を行います。
室内灯の前後に線上の長い錆が確認できます。
錆は酷くないのでオービタルサンダーで表面のみ削り落とします。
前後とも形状が似た錆でしたが、内張の一部に空間があり、そこに湿気が溜まったのでしょうか…?
普段リアシートが装着されていない車両で、ここもオーナーさんから施工のご依頼をいただきました。
タイヤハウスの塗装の傷が多く見受けられるので、オービタルサンダーで研磨します。
リアシート下部の塗膜剥離も完了し、車内の塗装前作業は完了です。
まず最初にルーフからサフェーサーを塗布してやります。
目視で段差が無いか、丁寧に確認します。
続いてリアシート部分にサフェーサーを塗布します。
リア窓下側のパネルのサフェーサー塗布も完了しました。
サフェーサーを施工した箇所は細目の紙やすりで磨き、ツルツルに仕上げます。
サフェーサー磨きは全て手作業なので、かなりの手間がかかります。
いよいよ塗装の開始となりますが、
最初は運転席側のステップです。
防錆成分を含んだシャーシブラックを塗布します。
シャーシブラックは数回に分け、やや厚めに塗装します。
ドアの窓枠になりますが、塗装が剥がれた箇所に少し錆があります。
ベルトサンダーで錆を削り落とし、防錆剤を塗布してやります。