GC10ハコスカ 追加メーター
今回はGC10ハコスカの純正メーター内に、社外品メーターを埋め込む作業をご紹介させていただきます。
交換対象は画像の黄色丸内の水温計 / 時計 / 油圧計になります。
まずはメーターパネルASSYを取り外します。
追加メーターは右上:水温計 / 左上:油温計 / 左下:油圧計にレイアウトします。
メーター本体から純正の各種メーターを 取り外します。
取り外したメーターは再利用可能なので、オーナーさんに返却します。
TEMPとOILの純正パネルは切削加工が必要となります。
加工時にスピードメーターやタコメーターに、傷や粉塵が混入しないようにマスキングを行います。
追加メーターはオーナーさんのご意向により、亀有エンジンワークス製52φ機械式を採用しました。
純正水温計から社外水温計に交換作業開始です。
メーターの固定位置がパネルの中心になるよう慎重に削ります。
穴が大きくなりすぎないように、少しずつ削り(次へ)
メーターを入れてみて、ややきつ目のところで切削を終えます。
メーターカバーを仮組みし、レイアウトの確認を行います。
次は油圧計に着手します。前項と同様にパネルの切削加工を行います。
メーターパネルの穴を少しずつ削り、油圧計がジャストフィットで入りました。
メーターカバーを仮組みし、レイアウトの確認を行います。
油温計の作業詳細は割愛します。左上に埋め込み完了です。
メーターカバーを仮組みし、レイアウトの確認を行います。
メーターのデザインは重要ですね。
ノスタルジックな旧車の雰囲気を損なう事なく換装できたと思います。
照明用の電気が必要なので、配線を製作します。当店は圧着端子であっても半田付けを必ず実施します。
水温計・油温計・油圧計の配線が完了しました。
各メーターのセンサー用配管は、コルゲートチューブ(黒いジャバラのホース)で保護してやります。
センサー用の配管をエンジンまで通しますが、適度な隙間が無いのでバルクヘッドに穴開けが必要です。
メーターASSYを車両に装着し、各種メーターの動作確認を行います。
動作確認で問題が無ければメーターカバーを装着します。
交換したメーターの照明は明るく、視認性がかなり改善されました。
それに対して純正メーターは何とか見えるレベルですね・・・
作業の為に取り外していた社外品のタコメーターとステアリングを装着し作業完了となります。
作業工賃は車種により異なりますのでお気軽にお問い合わせください。